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入社式での誓い
51歳 会社員 小川晃弘さん
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人のために そして自分のために
14歳 中学生 河合寿也さん

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お客様から頂いた感動
45歳 会社員 梅田守さん
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『善意』を還す番
52歳 機織職人 松井純子さん
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呼びかけるという立場
15歳 中学生 小岩結有さん
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働く元気
25歳 会社員 千代延知枝さん
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わたしと、世界と、ワクチンと。
23歳 医学生 鈴木景子さん
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マッサージ寄金
41歳 団体・NPO職員 阿部松代さん
入社式での誓い
51歳 会社員 小川晃弘さん
私は小学生の時両親を亡くし、親戚の家で育った。義務教育以上の学校への進学は、初めからあきらめていた。しかし、寄付によるの奨学金で、大学までいくことができた。合格発表で受験番号を見つけた時には、自分が想像すらできなかった大学生になれるのかと思うと、涙が止まらなかった。これまでの人生で、あんなにうれしかったことはない。卒業後、ある企業に就職した。その企業の入社式の時に、私は誓った。出世をすることでも、お金を貯めることでもない。私の誓いは、年々昇給するであろう金額を毎月、奨学金でお世話になった団体に寄付することだった。あれから30年以上の月日が経った。その誓いは今でも守っている。ぜいたくさえしなければ、そんなに大変なことではない。お金のことで、思うような進学ができないと考えている若者が一人でも多く、合格発表の時の喜びを体験してくれれば、それだけでよいと思う。

僕の中では、ダントツでした。とにかく感動し、鳥肌がたった。もし、こういう境遇になったら、つらいし、ネガティブな気持ちになってしまうのでは、と思うのですが、それをばねに頑張ったところがすごいと思いました。もう30年もやられているところもすごい。こういうルールの先輩がいる、ということをとても頼もしく感じました。
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人のために そして自分のために
14歳 中学生 河合寿也さん
僕は9・11の同時テロで一人息子を亡くした日本人の男性と知り合いになりました。その人は息子の死を無駄にしたくないという思いからアフガニスタンへの支援を行っていたのです。「報復や憎しみの無い、子供達が善悪の判断がしっかりできる世の中を作りたい。」という彼の言葉に僕はとても心を動かされました。そして僕は戦争や貧困を抱えている世界の苦しみや悲しみを知り、それを少しでも変えたくて、毎月お小遣いから少しずつ寄付を始めました。僕の寄付は学校や井戸の建設、荒れた大地に桜の木を植えることにも使われています。アフガニスタンから届いた子供達の笑顔の写真を見ていると僕も自然と笑顔になります。寄付のお返しとして、僕は自分の幸せに気づき、「感謝する心」を貰いました。それはかけがえのないものです。人を支援することで自分も助けられ励まされている、だから人は人のためだけでなく、自分のためにも寄付や募金をするのだと強く感じています。

9・11同時テロからアフガニスタン、そして自分のことへとつないで考えられる、その思い、人生観、価値観が素晴らしい!!!
中学生で、毎月寄付しているのはすばらしい。
人のためだけじゃなく、自分の喜びにもなることだということ、それが一番大切な根っこだと思い、共感しました。
「報復や憎しみの無い、子供達が善悪の判断がしっかりできる世の中」をぜひ目指してほしいです。
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お客様から頂いた感動
45歳 会社員 梅田守さん
福島県南相馬市でHondaディラーを営んでおります。 新聞広告に和田投手の「僕のルール」ワクチンが不足して5歳まで生きられない子供が今日も4000人。衝撃でした。自分にも何か出来る事はないものか?これまでも初売り等で福袋の収益金を地震等の被災された地域に義捐金を送っていましたが・・ハッと閃きました。新車を買って頂いたら5人分中古車2人・車検を入れて頂いたら1人分これだったらできる。早速この内容をチラシに掲載。すると様々な反響。タウン誌の取材等。そして何よりも弊社の取組に共感と感動して頂き新車を買って頂いたお客様!「車検を受けるつもりだったけど私が車を買ったら5人分のワクチンになるんでしょう?新車に取替えますから。」無事に納車を済ませた2ヵ月後、お礼の葉書が届きました。「世界の子供達を救いたい。感動しました。車の相性も抜群です。ありがとう!」お客様から感謝の言葉に涙が溢れました。「この仕事をしていて良かった!」最高の喜びの瞬間でした。昨今のディラー経営は決して楽ではありません。が、しかし、お客様から勇気付けられ我々が感動を頂戴する。だから続ける続けられる。この取組が1人でも多くの地域の人々の目に留まり意識の高揚に繋がれば幸いです。心からそう思います。

ユニークなルールだと思った。自分だけではなく、お客さんも共感し、喜んだ、というところがいい。他のエッセイは「自分の喜びを返す」で終わっているが、この方は幸せの連鎖を広げているところがいいと思った。
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『善意』を還す番
52歳 機織職人 松井純子さん
今日は水曜日、一食一灯の日。我が家では週一の『世界を見つめる日・世界デー』だ。冷蔵庫にある残りものの野菜・肉・ご飯で雑炊を作り、ローソクの灯りの下夕食。 ここまで書くと、何て陰気な家?と思われそうだが、家族はいたって健康でハッピー人だ。私は戦後10年して石垣島に生を受け、ユニセフからの古着や小麦粉等の配給で育てられた。世界の人様からの『善意』を食べて成長した。結婚し、6人の子宝に恵まれた私は、いつの日か少しずつでもお返ししたいと思い続け、子育てをしてきたように思う。ある講演会で世界の実情を知り、毎朝の新聞配達の給料から6人にカンパを募り、週1の世界デーの浮いた食費分を合わせて、アジア・南米・アフリカへ送金を続けている。同じ太陽、同じ月を、地球の反対側にいる里子たちも見ていると思うと腹の底から頑張れる。世界の人々の幸福を心から願う私である。

6人のお子さん全員が新聞配達をしていらっしゃるのでしょうか。ボランティアの基本は、無理なく、楽しく続けられること。御家族で、頼もしいです。皆さんの笑顔と一緒に、元気な食卓の様子も目に浮かんできました。
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呼びかけるという立場
15歳 中学生 小岩結有さん
私は、中学1年の時と3年の今まで、奉仕委員という仕事をしてきました。中1の時、なんとなく興味があって、入ったこの委員会は、募金の呼びかけや集計など時間がかかる作業もたくさんあり、私にとって大変なものでした。しかし、委員会で一度シエラレオネの現状を映したビデオを見たとき、こういう人たちのために、もっと募金したいなと思いました。そしてその映像を通して伝わってきた戦争の被害にあった人たちの痛々しい現状を、言葉を通してクラスの人たちに伝えるのは、とて難しいことだけれども、1人でも多くの人に現状を知ってもらい、「平和になってもらいたい」「この人たちを助けたい」などということを感じてもらえるように一所懸命呼びかけたいと思います。

学校の一環でシェラレオネのことを勉強しているのでしょうか。世界で起きていることを知る、そしてそのことに対して自分の意見を持つということはとても大切なこと。次世代がこの方のようにみんなしっかりと自分の意見をもっていてくれれば、世界は絶対に変わる。
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働く元気
25歳 会社員 千代延知枝さん
「一人しか進学させられない」二人で話しなさいと言われた。どうして進学したいのか。進学したとして、それに見合う結果が出せるのはどちらか。兄と一生懸命話した。 私は進学出来なかった。私より兄が進学するべきだと思ったから今でも後悔はない。両親が出来る精一杯のことをしてくれたことを知っているから恨んでもいない。それでも私は勉強がしたかった。まだしらないことを知って、成長したかった。進学出来ないと決まった日は涙が溢れてとまらなかった。同じころ、発展途上国の子供たちを支援するNGOを知った。私と同じように学校に行けないばかりか、それ以上の苦難を経験する子供たちを知って、この子たちのために働こうと自然に思えた。それから毎月寄付をしている。寄付はお金持ちがすることだって言う人もいるけど、私は寄付をすることで働く元気と心の豊かさをもらっている。いつか、世界中の子供たちが学べる日が来るまで続けたいと思っている。

僕も7人兄弟の貧しい家庭に育ったため、中学卒業後は進学をせずに、調理師の道に入りました。ちょうど日本が高度経済成長のまっただなかにあったころ。僕は学歴へのコンプレックスをバネに、ヨーロッパの三ツ星レストランの扉を自らたたいて、料理人としての修行を積み上げ続けました。だから、時代は違っても、進学できなかった気持ちがよくわかります。世界にひとつだけの授業でお会いしたら、これからの夢について、話しましょう。
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わたしと、世界と、ワクチンと。
23歳 医学生 鈴木景子さん
ごく普通の女の子だった私は小学校で見たビデオに衝撃をうける。「おおきくなったらなにになりたいの?」アフリカの男の子はこう答えた。「おとなになるまでいきていたいの」…これが私の原点になった。なにかをしたいという思いは、いつしか、医師になり世界のこどもたちの役にたちたいという願いへと変わった。 医学生となったいま、一人一人の患者さんとの出会いに感謝して、 一人の患者さんを受け持つごとに一本のワクチンを贈ることを始めます。

印象深いひとことですね。サハラ砂漠以南のアフリカではエイズ孤児が年間何百万人も増えているのです。その気持ちを持ち続け、医学の道を選んだあなたは、まさに、私の「同志」です。
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マッサージ寄金
41歳 団体・NPO職員 阿部松代さん
私はひどい凝り性。いつも肩はゴリゴリ。足はパンパン。先日、思い切ってマッサージ器を購入した。おかげで随分楽になったが、あまりの気持ちよさに「長くやりすぎるのは体に悪い」という注意書きを無視して本能の赴くまま2回、3回とボタンを押し続けることもしばしば。
そこで、それを制するために「マッサージ1回ごとに10円を貯金する」というルールを設けた。貧乏性の私は10円でもよい歯止めに。そして、その使い道は「寄付」に決めた。「楽あれば苦あり」、私が楽をしている分、どこかで苦しんでいる人がいる、と。 以来、マッサージの間、「ちょっぴりいいことをしているかな」と心もほぐれて気持ちよさが増した。 貯金箱にはまだ3千円ほどしか貯まっていないが、コツコツ続けていきたい。

仕事柄、ぼくもよく肩がこるのでマッサージにいきます。でもマッサージにいけるなんてどんなにか幸福でぜいたくなことでしょうか。そのことを忘れないようにするという意味でも、ぼくも学んでみようと思いました。
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人生においてすごく貴重な出会いを経験をされ、その出会いから感じたことを基に自分の行動を変えていこうとしている君は、とてもまぶしいです。生きていく中で、悩み迷うことも多々あるかもしれませんが、今感じているその気持ちを原点に、頑張ってほしいと思います。